靴作りについて

当工房の靴は、オリジナルの木型、または、個別に作った木型を使って仕立てます。
工房にて1足1足、採寸から製作、お渡しまで一貫して行っています。
底付けは、機械縫いによるマッケイ製法、または、総手縫いによるハンドソーンウェルテッド製法となります。

靴が足に合っていることの利点

気持ちよく歩き、快適に生活することができる。
靴が壊れにくい。
底材が減りにくい。
足の過剰発汗が抑えられ、臭いが軽減する。 など

ハンドソーンウェルテッド製法

本底は本革が基本仕様となりますが、薄いゴム製の半張りを貼ることもできます。

ハンドソーンウェルテッド製法の構造

構造による利点

足馴染みが良い。
丈夫で長持ちする。
修理しやすい。
ベヴェルウェストのような特殊な仕様も可能。
「手製」というステータス。  など

底材に革素材を使う利点

足馴染みが良い。
姿勢が良くなる。
静電気の防止。  など

マッケイ製法による底付け

マッケイ製法は、本底の張り替えを繰り返すことが困難です。できるだけ長く履けるよう、薄いゴム底の半張りを標準仕様としています。